何を作ったか
codex-game-lab は、ゲームのアイデア文から Phaser/Vite ベースのゲームを scaffold し、実装と修正をローカルの codex exec に任せる CLI です。
ポイントは、単にコード生成するだけでなく、最後にローカルで検証を回すところにあります。
npm install
npm run build
npm run test
npm run dev -- --host 127.0.0.1 --port 4173
ここで失敗したら、検証ログを Codex に返してもう一段修正させます。
なぜ作ったか
既存の AI ゲーム生成プロジェクトは面白いものが多いですが、OpenAI API キーを直接使う runtime を抱えていることが多いです。
自分は普段から Codex を使っているので、すでにログイン済みのローカル Codex CLI をそのまま worker にしたい、という気持ちがありました。
そこで、
- OpenGame の template と docs は借りる
- runtime は自前で薄く包む
- 実装者は Codex CLI にする
という方向で作りました。
仕組み
codex-game-lab の役割は大きく 4 つです。
- ゲーム案を archetype に分類する
- OpenGame 由来 template / docs をコピーする
AGENTS.mdと task prompt を書いて Codex に実装させる- 生成後に build/test/dev 起動まで検証する
このとき、VERIFICATION.md と .codex-game-verify.log も残すので、何が通って何が落ちたかをあとで追いやすくしています。
今回入れた改善
最初の版では「ゲームはできるが、生成後のデバッグが弱い」問題がありました。
特にありがちだったのが、
- build は通る
- でも test がない
- あるいは dev サーバが起動しない
という状態です。
そこで、生成後の local verification を CLI に組み込み、失敗した場合は Codex に repair pass を投げるようにしました。
この修正で、AI が「作ったつもり」で終わるのをかなり減らせています。
良かった点
- API キーを別管理しなくていい
- OpenGame の知見を活かせる
- 生成後の debug まで flow に乗せられる
とくに 3 つ目が大きくて、実運用では「最後の詰め」がいちばん時間を食いやすいので、そこを機械的に回せる価値が大きいです。
次にやりたいこと
- Playwright を使った画面 smoke test
- archetype ごとの verify 追加
- 生成物の別 repo 化
AI にゲームを作らせる系はまだ粗い部分もありますが、template と verification をちゃんと噛ませると一気に使い物に近づく、という手応えがありました。